米国の住宅ローン「サブプライムローン」

経済的に信用度が低い層(サブプライム層)を対象として提供されていた住宅ローンをサブプライムローンと言います。通常の金融機関からは所得が低い等の理由で融資を受けることが出来なかった人達は、このサブプライムローンを利用して住宅を持つようになりました。サブプライムローンの利用する場合、購入した家を担保にすることが出来るので、返済することが難しくなってきた場合、その家自体を売却し、返済額に当てるということになります。例えば1,000万円で購入したけれど、その後住宅価格が上昇した場合、2,000万円で売ることが出来る場合もあります。もちろんその差額は売却益として得ることが出来ます。
ある時、米国では住宅ブームにより住宅価格が上昇、金融機関がアグレッシブに手掛けたのも重なり、サブプライム層の住宅購入が急増しました。この時多く利用をされたのがサブプライムローンです。
時は過ぎ、住宅価格が下降気味になってきました。これにより、サブプライムローンの返済は滞りを見せてきます。こうなると影響を受けるのは、ローン会社になります。ローン会社は資金を集めることが出来なくなり、これにより信用不安が生まれました。
すると、米国・欧州・日本の市場ではサブプライムローンが貸付債権として証券化され金融商品として国際的に売られていたこともあり、株価が急落。国際的な問題へと発展していきました。ついには世界的な株価暴落。これが2007年7月末に起こった「サブプライムローン問題」です。

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